ドライマウス治療法

ドライマウスの治療法

ドライマウスの家庭でできる簡単な治療法として唾液の分泌量を増やす事が挙げられます。すぐに思いつく事として飴をなめるのも良いですが、糖分等の摂取に問題がある方はどこの家にもある出し昆布を小さくカットして口の中に入れていけば、唾液も出るし口を閉じる事により乾燥を防ぎ鼻呼吸もできるのでお勧めの対策です。

唾液腺のマッサージも効果的で３つの唾液腺、耳下腺・顎下腺・舌下腺をマッサージして刺激する事で唾液の量を増やし改善する治療法と言えます。

主なドライマウスの原因として柔らかく良くかまなくても、唾液を余りださなくても飲み込める食品が多くなっている事があります。そのほかの原因として、ストレスの増加や、睡眠導入薬や降圧剤などの薬の常用、口元に緩みや姿勢など年齢や習慣から来る口呼吸があります。

年齢から来る唾液の量の減少は余りなく、むしろ高齢からくり生活習慣病に対する薬の副作用によるものが原因と言われています。ですからこの原因から考えていくとドライマウスの良い治療法が見つかるのではないでしょうか？

現在では日本だけでも８００万人に症状があるといわれ口腔乾燥症とも言われ、口の中やノドの渇きを主とする症状の病気です。良い治療法がないかと探す人が多いのもうなずけます。

初期の症状は口の中の粘つき、舌苔や虫歯の増加、軽い口臭などがあります。進んでいくと唾液の量が極端に減って舌がひび割れ痛みがある、強い口臭などの症状が出てきて、その痛みのため食事が取れなくなったり（摂食障害）、しゃべることがうまく出来なくなる（発音障害）が出る場合も有る病気です。

さらにのどが渇く事により、ノドのの免疫力の低下を招き他の病気、感染症にもかかりやすくなるといます。

では考える前にチェックをします。

夜中におきて水を飲みますか?クッキーやビスケットなど乾燥したものを食べにくくないですか?口中が粘ついてないですか?口臭が気になりませんか?歯茎や頬など口の中に食べ物が張り付きやすくないですか?

舌の痛みやひび割れがないですか?普段からストレスを感じていませんか? 薬を常用していませんか?お酒が好きですか?ファーストフードは好きですか?

この中に５つ以上当てはまる場合は注意が必要です。

近来わかってきた舌の痛みの原因にカンジダ菌の感染症がありますが、ドライマウスが発端となり、唾液量の減少が菌を洗い流せず、粘膜の乾燥が免疫力の低下を招き、カンジダ菌に感染してしまうことがあります。

この場合の治療法としては、同時にカンジダ菌に対しても治療できることが必要なわけです。

普段からペットボトルの水などを持ち歩きのどの渇きや口の渇きを感じたときにすぐに飲めるようにして、ごくごくは飲まずに口に貯めるようにしてから飲むようにします。飴やガムなどをでいつも口の中を動かすようにします。

柑橘系飲料やカフェインに入った飲料を飲まないようにして乾燥しやすいビスケットオなども控えるようにします。口の中の潤いを保つ口腔湿潤剤や漢方薬などの薬もあります。

その他の予防や対策として味覚の変化があります。高齢者の一人暮らしなどいつも決まった味付けでは、味覚も刺激されませんので唾液も出にくくなりと言うものです。

たまには違う味付けや人の作ったものを食べて味覚を刺激し唾液が出るようにするのもドライマウスの良い予防法です。